女性の薄毛予防にも!髪のエイジングケアを行うなら頭皮に注目

女性の薄毛、気になるならヘアケアよりも頭皮ケアが重要

「髪の毛にハリやコシがなくなってきた…」「髪が細くなった気がする」「髪の毛が全体的に薄くなった気がする」そんなお悩みを持つ女性は少なくありません。

髪の毛に悩みを持つと、ついヘアケアばかりに気を取られてしまいがちですが、実は大切なのは頭皮のケア。

コーティング剤などで髪につやを出したりするのは、顔でいえばメイクをしているだけにすぎません。メイクで表面的に美しく装うものの、お肌のケア自体は一切しないという人はいませんよね。
髪も同じように、土台となる頭皮をしっかりケアすることで薄毛の対策になります。

私たちが通常「毛髪」と呼んでいるのは、頭皮から出ている「毛幹」と呼ばれる部分であり、毛幹をつくっているのが頭皮内にある「毛根」です。
毛根には「毛乳頭」「毛母細胞」という細胞があり、毛乳頭が毛細血管から酸素や栄養分を吸収し、毛母細胞に細胞分裂するようシグナルを送ります。毛母細胞が正常に細胞分裂を繰り返しているときが、ヘアサイクルでいう成長期に当たります。この成長期に約4〜6年の年月をかけて健康な髪がつくられるのです。
したがって、頭皮ケアにより、毛乳頭に十分な栄養が行き届くようにしたり、頭皮環境を整えたりすることが、成長期を正常に促して脱毛予防や髪のハリ・コシ改善のポイントとなります。

頭皮ケアに効果的な洗い方・マッサージ方法

では、頭皮にはどのようなケアが効果的なのでしょうか。規則正しい食生活など内側からも大切ですが、ここでは外側からのケアに焦点を当ててご紹介します。

まずシャンプーについて。洗浄力の強い成分を配合したものを使用してゴシゴシと力いっぱい洗うのは、洗顔と同様にNGです。炎症やひどい乾燥といった頭皮トラブルを引き起こすばかりか、それによって抜け毛を招いてしまうことも。洗浄力のマイルドなシャンプーで頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。保湿成分や抗糖化成分の入った「KIPスカルプヘアシャンプー・コンディショナー」がおすすめです。

洗顔後に化粧水や美容液をお肌にオンするのと同じように、シャンプーをした後は頭皮にも栄養成分をたっぷり与えてあげます。毛母細胞を活性化させる成長因子や、髪の成長に欠かせないアミノ酸などの栄養成分が入った「KIPスカルプヘアエッセンス」や、ミノキシジル含む4つの成分が入った敏感肌の頭皮でも安心して使える「Velartis(ヴェラルティス)」などがおすすめです。

顔のシワやたるみなどのアンチエイジング同様、薄毛・抜け毛も予防や初期段階での対処が大切です。コシがなくなってきた、細くなってきたなど、髪に何かしらの変化を感じたら、早めのお手入れを心がけてみてください。

※糖化=体内の余分な糖がたんぱく質と結びつき、老化を引き起こす現象。薄毛の原因のひとつと考えられている

頭皮の状態は顔のエイジングケアにも影響する!

頭皮と顔の皮膚は一枚でつながっているため、頭皮のトラブルは顔のたるみなどの老化にも影響します。顔の老化を加速させないためにも頭皮ケアはとても大切なのです。頭皮は毛髪で覆われているばかりか、顔の2倍以上の皮脂や汗が分泌されることから顔より不潔になりやすいので、日ごろのケアをぜひ意識してみましょう。

監修医師

聖心美容クリニック 鎌倉 達郎 統括院長

聖心美容クリニック
鎌倉 達郎 統括院長

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資格/所属
  • 日本美容外科学会(JSAS)理事長
  • 公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授
  • 一般社団法人日本ルックスケア医学会 副理事長
  • 公益社団法人国際化粧療法協会 理事
  • 第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
  • AMA 顧問
  • 一般財団法人日本医療アートメイク財団 理事
  • IMCAS World Scientific Committee 2017,board member
  • IMCAS ASIA 2015,2016 Scientific board member
  • IMCAS ASIA 2010 Faculty
  • AMWC JAPAN Advisory board member
  • 日本美容外科学会(JSAS)専門医
  • 日本美容外科学会(JSAS)正会員
  • 日本美容外科学会(JSAPS)会員
  • 日本形成外科学会会員
  • 日本再生医療学会会員
  • 日本外科学会会員
  • 日本美容外科医師会会員
  • 日本先進医療医師会会員
  • 日本再生医療学会 再生医療認定医
  • 日本外科学会認定医
  • Corneal社公式認定医(日本第1号)
  • レスチレン認定医
  • 日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
  • ミラドライ認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボラックスXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボライトXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
  • ボトックスビスタ認定医
経歴
1989年
宮崎医科大学医学部卒業 九州大学生体防御医学研究所附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務
1990年
九州大学医学部附属病院 (現・九州大学病院別府病院)勤務 その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2000年
優れた実績を評価され聖心美容外科に招聘 東京院副院長就任
2001年
福岡院院長就任
2003年
聖心美容外科東京院院長就任
2004年
聖心美容外科統括院長就任
2015年
第104回日本美容外科学会会長に就任
2017年
公立大学法人横浜市立大学医学部 臨床教授に就任
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